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Mikeは考えた~あいうえバトル!編~

五月が丘

こんにちは!! ユアスペースです。

 

本日はあいうえバトルという新しいボードゲームの紹介をします。

あいうえバトルとは、各プレイヤーがテーマに沿った言葉を決め、互いの言葉を当てていくゲームです。

具体的なルール・手順は以下の通りです。

 

1.お題を決めます(例:おにぎりの具)

2.お題に合った言葉を一文字ずつ書きます。ただし、濁点半濁点は書かず、小さい文字も大きく書きます。※最初の文字を右からにするというルールがあります。

(例:焼きじゃけ→や・き・し・や・け)

3.順番に50音を選びます。

(写真のように50音の表に、雷マークの描かれた駒を置くことで、文字を選びます)

 

4.自分の決めた言葉にその文字が含まれていた場合は、その文字を公開します。(文字を言葉の順に並べているので、表になった文字が何番目の文字なのかは分かるようになっています。例えば”や”と”し”が既に選択されており、”き”と”け”がまだ選ばれていなかった場合、「や・?・し・や・?・?・?」が他のプレイヤーからはわかる状態になります)

5.言葉がすべて公開されたら、負けになり、最後まで残った人が勝ちです。

 

50音を使って、相手の言葉を当てていくが故にあいうえバトルなわけです。

 

このゲームの肝は

・言葉の想像力と選択力

だと思います。

お題に沿いつつ、周囲から想定されなさそうな言葉、逃げ切りやすい言葉を思い浮かべ自分の言葉に選ぶ。

自分の頭の中にある言葉、特にお題に合いそうな言葉の中から、少しずつ見えてくる文字を踏まえ、どんな言葉かを想像する。そして、その言葉に合った50音を選ぶ。

これまでの例を使うなら、「や・?・し・や・?・?・?」がわかっている時に、まず、”しや”という並びと、おにぎりの具というお題の二つのヒントから「しゃけ」と推測し、最初の文字も「や」という点も踏まえて「やきじゃけ」と想像する。そのうえで、次には”き”と”け”を選ぶということです。

こうした推測と選択の二点を考察することが、このゲームの醍醐味かと思いますし、遊ぶことで身についていく技能だと思います。

 

ただ、ユアスペースにおいては、それ以上に、”他者がどのくらい知識を持っているかを想像する力”が重要になりそうに思います。

そもそもこのゲームは、皆が言葉を書けるお題でなければゲームとして成り立ちません。

例えば、あるゲームのキャラクターというお題は、参加者皆がそのゲームを知らなければ、まず言葉を選べなくなります。

 

だからこそ、どんなテーマにするのかという最初の段階で、参加者の共通の話題を決める必要があります。

そして決めるためには、お互いの興味や理解を、想像し、相手の理解を深め、かつ、自分がわかるかどうかももちろん把握し、わからないときは主張するというコミュニケ―ションが必要になります。

 

さらに、言葉を当てる過程でも、単純に言葉を当てることが基本ではありますが、人をみて言葉を当てることもあります。

「この人だったら、この言葉を選んでいそうだから、この文字を選ぶ」という思考には他者理解が必要です。

鮭が大好物の子の言葉が「や・?・し・や・?・?・?」となっていたら、「しゃけ」は考えやすいですよね。

言葉がオープンになったときや完全に気づけたときに、その人にぴったりなワードだった時は、「その言葉だったわけね」ちょっとした楽しさが上乗せされます。その意味でも、相手の人物像の理解はできると一層楽しめるゲームになるわけです。

 

このようにあいうえバトルは単純な文字当てゲームではありますが、そのために必要なちょっとしたレベルの他者理解やコミュニケーション能力の、練習にしていけそうです。

「このゲームでコミュニケーションを学ぼう」とはっきり言われても、嫌だなと思う場合は多々あると思います。それでも、ゲームという楽しい目的があるツールを使い、楽しむために身についていく力にコミュニケーションがある場合は、抵抗少なくやれると思います。職員としては、そこを意識して、子ども同士や、大人と一緒に考えていける空気を作っていこうと思います。

この手の学びができるゲームはほかにITOがありました(ITOについてはこちら)。ITOは、数字を使って比べる部分があるため、相手の価値観に気づくきっかけとなる面が大きいかなと思います。対して、あいうえバトルは、相手が知識として知っているかどうかの理解が強いと言えます。

お子様方は、相手の知っていることと丁寧に説明している時や、逆に知らないことを当然知っている知識として話し出すこともあります。その違いの気づきを促すという意味では、あいうえバトルの方がより合致しているかなと思います。(※もちろん価値観の理解も他者理解では重要であり、その点はITOの方が優秀で、かなり優れた教材にできるゲームだと思ってます)

 

さらに、あいうえバトルでは文字を書くことの練習も一つ意味があるかなと思います。

不登校ということもあり、文字を書きなれていない子は多いので、その一つの機会となる点もこのゲームの良さと言えそうです。

文字を書くことに抵抗が高い子は少なくないですが、皆が楽しんでいれば自然と気になりますし、気になったら、一文字だけでも書いてもらって、そこから少しずつ書く文字を増やしてもらって・・・など、少しずつ慣れてもらうことはできると思います。

 

基本はコミュニケーション・他者理解につながるゲームという理解ですが、思考や書くことにもつなげられるゲームでもあると思います。

 

みんなで遊んで、みんなで成長していってもらえたらと思います。

 

ユアスペースでの様子はInstagramでも発信しております。興味のある方はご確認ください。

それでは。

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