【末広町教室】SST(ソーシャルスキルトレーニング)について
末広町こんにちは、ユアスペース末広町教室です。
末広町教室では月に一度、その日参加しているお子様を対象にSSTを実施しております。
SSTとはソーシャルスキルトレーニング(社会生活技能訓練)の略称です。
社会生活を円滑に進めるために必要なスキルを身につけるためのトレーニングであり、例えばこのような効果が期待されています。
・自己肯定感を高める:自身の強みを理解して伸ばすべき才能を知る
・社会に適応できるチカラを身につける:自身の能力をどうやって活かすかを知る
・問題解決のチカラを身につける:こんなときどうする?の答えを知る
どれも大事なことが学べるのですが、それを知る機会が少なかったのが課題でした。
今では病院、学校、就労支援施設、少年院、刑務所、更生保護施設など様々な場所で積極的に取り入れられております。
SSTは基本的モデルに沿って進められるのが理想ですが、少しでもお子様に内容を知ってもらうためにも多少アレンジを入れて実施しました。
SSTで大事なポイントは以下のとおりです。
・他者との違いに気づくこと
ありのままの自分が受け入れられると自信につながる
1つ目の『自身のありのままの意見を発表すること』ですが、これは感覚的に気づいたことをいかに言語化できるかというところがポイントです。
例えば、気持ちを表す言葉として楽しい・悲しい・怒っている・嬉しいなど、たくさんあります。
適切なコミュニケーションを行うためには、その状況に合わせた表現の仕方や言葉選びが求められます。
しかし、それが上手に表現できなかったり言葉にするのにためらったりすることも少なくありません。
その理由は様々ですが、多くは「言語化をする経験が不足している」のではないかと考えております。
普段のおしゃべりや遊びの中以外でも、自分の気持ちを話す機会はもっと必要になってきます。
SSTで取り上げられるテーマは、正解というものがありません。
一人ひとりが気づいたこと、感じたことが自分の”答え”となっていきます。
他者との違いに気づくことで、人に優しくなれる
そして2つ目の『他者との違いに気づくこと』も大事なポイントです。
今回取り上げたテーマでは相手の表情からどんな気持ち?何があった?を想像してみるというものでした。
つまり、その人の表情の捉え方次第で無数の答えが出てきます。
実際、ユアスペースでも実に多くの個性豊かな答えを発表していただきました。
気持ちの言葉は傾向こそ似ているものの、皆様違った表現の仕方があってとても良かったです。
出来事についても大変具体的でした。
中には、まだその時期を経験したことがないはずなのに解像度の高いシチュエーションを作っていて驚きです。
他にも一人から複数人、お悩み相談のQ&Aなど人との関わりで必要な課題がたくさんあります。
こうした違いに気づくことで、自己表現の仕方が多様になります。
そうすれば、「他の人と違ってても良いんだ」という安心感が生まれ、ストレスを上手に発散することもできるようになっていきます。
その積み重ねを、これからSSTで行っていくことになります。
SSTで使用した教材は市販もされておりますので、良ければチェックしてみてください。
吹田市の放課後等デイサービス|不登校支援のユアスペースでは見学や体験は随時受け付けております。
施設の雰囲気も感じられるかと思いますので気になられた方は是非、お気軽にお越し下さいね♪
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