こんにちは、ユアスペース末広町教室です。

ユアスペースでは様々な形で学びを深めるために面白そうなボードゲームやカードゲームを導入しております。

過去に五月が丘西教室でもマンカラを紹介していたので、末広町教室にもマンカラを導入してみました。

今回はそのマンカラについて紹介しようと思います。

頭を使う楽しい宝石ゲーム！マンカラってどんなゲーム？

マンカラは、アフリカや中東で古くから遊ばれてきた、とってもシンプルだけど奥が深いボードゲームです。
「宝石ゲーム」なんて呼ばれることもあります。
盤の上にはいくつかの「ポケット」と呼ばれるくぼみがあって、そこに「種」に見立てたコマを入れて遊びます。
自分のポットからコマを一つずつ取って、時計回り（または反時計回り）に隣のポケットに順番に置いていき、最終的に自分の「貯金箱」（エンドゾーン）にできるだけ多くのコマを集めた人が勝ち、というわけです。

見た目は素朴なんですけど、これが意外と戦略が必要で、相手の動きを予測したり、自分のコマの数を考えたりするのが面白いですね！

どこから来たの？マンカラのルーツを探ってみる

マンカラが生まれたのは、ずーっと昔のアフリカ大陸と言われています。
紀元前から遊ばれていたという説もあるくらい、歴史のあるゲームです。
エジプトやスーダンといった地域で発掘されたゲーム盤が、それを物語っています。

そこから、アラビア半島やアジアの一部にも伝わって、各地で少しずつルールが違う、いろんな種類のマンカラが生まれたみたいです。

ですので、「マンカラ」って言っても、世界にはいろんな遊び方があるんですよ。

これが基本！マンカラの共通ルール

いろんな種類があるマンカラですが、基本的なルールはだいたい同じです。
ここでは、一番よく知られているタイプのマンカラのルールをざっくり説明しますね。

準備

盤には、通常2列に並んだ複数のポケットと、両端に少し大きめの「貯金箱」（エンドゾーン）があります。それぞれのポットに、同じ数のコマを入れます（例えば、各ポケットに4つずつ）。

自分の番

自分の列のいずれかのポケットを選び、その中に入っているコマをすべて取り上げます。

コマを配る

取り上げたコマを一つずつ、時計回り（または反時計回り）に隣のポケットに置いていきます。自分の貯金箱に入ったら1つ置き、相手の貯金箱は飛ばします。

最後のコマ

最後に置いたコマが自分の貯金箱に入ったら、もう一度続けてプレイできます。
もし、最後のコマが自分の列の空のポットに入ったら、その時相手の向かい側のポケットに入っているコマと、自分のポケットに入った最後の1個のコマを自分の貯金箱に入れることができます。

ゲーム終了

どちらかのプレイヤーの自分の列のポケットがすべて空になったらゲーム終了です。残っているコマは、そのプレイヤーの貯金箱に入ります。

勝敗

最終的に自分の貯金箱に入っているコマの数が多いプレイヤーの勝ちです！

ちょっと細かいルールもあるんですが、最初はこんな感じで遊んでみてください。慣れてきたら、色々な戦略を考えるのが楽しくなってきますよ。

子どもの発達支援にマンカラを活用？

マンカラは、遊びながら色々な力を育む可能性があると言われています。
例えば…

もちろん、遊び方は子どもによって合う合わないがありますし、効果も個人差が大きいものです。
しかし、マンカラはルールがシンプルなので、年齢や発達段階に合わせて遊び方を工夫しやすいですね。
例えば、最初はコマの数を少なくしたり、貯金箱に入れることだけを目標にしたりするのも良いでしょう。

まとめ

マンカラは、アフリカ生まれのシンプルだけど奥深いボードゲームです。
世界中で親しまれていて、基本的なルールは共通していますが、地域によって少しずつ違う遊び方があるのも面白いところです。

コマを動かしたり、数を数えたりする中で、子どもたちの数や量への意識、論理的思考力、集中力などを育む可能性も秘めています。
もちろん、一番大切なのは楽しむこと！
もし見かけたら、ぜひ手に取って遊んでみてくださいね。
きっと、大人も子どもも一緒に楽しめるはずですよ！

ちなみにマンカラは、おもちゃ屋さんやボードゲーム専門店、インターネット通販などで手に入れることができます。
色々なデザインや素材のものがあるので、お好みのものを選んでみてください。

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